層雲峡温泉で人気の2大ホテル「朝陽亭」と「朝陽リゾートホテル」。
どちらも同じ系列のホテルながら、それぞれに個性があり、どっちを選ぶべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
- 露天風呂からの景色を楽しみたい
- 家族でのんびり過ごせるお部屋がいい
- 価格もできれば抑えたい
そんなさまざまな希望に応えるために、この記事では「朝陽亭」と「朝陽リゾートホテル」の違いを徹底比較していきます。
温泉の質や館内施設、食事のスタイル、価格帯など、実際に宿泊を検討するうえで気になるポイントをピックアップ。
特に今回は「子育てファミリー」「カップル」「シニア夫婦」それぞれに合った選び方もご提案しています。
あなたにぴったりの宿が見つかるよう、ぜひ最後までごらんください。
朝陽亭と朝陽リゾートホテルの違い一覧
比較項目 | 朝陽亭(和の落ち着き重視) | 朝陽リゾートホテル |
---|---|---|
建物・立地 | 和の風情ある落ち着いた本館。絶景展望風呂や自然との調和が魅力 | 洋風のモダンな佇まい。リゾート感ある明るい雰囲気で開放的 |
温泉の泉質・施設 | 美肌効果の高いメタケイ酸(166mg)豊富な「美人の湯」。展望露天風呂もあり | 「炭酸水素塩泉」と「硫黄泉」の2種類の泉質に加え、岩盤浴や貸切風呂など多彩 |
客室タイプ | 和洋室が中心で落ち着いた雰囲気、静かな空間が特徴 | 洋モダンなツインルーム等、明るく清潔感のある客室が多い |
食事内容 | 会席料理や和食ビュッフェ中心で上品な味わい | バイキング形式がメイン。種類豊富な料理やライブキッチン、飲み放題付きプランもあり |
サービス・施設 | 比較的落ち着いたサービス。バリアフリー対応やWi‑Fi完備 | 岩盤浴、貸切風呂、飲み放題コーナーなどアクティブな施設が多く好評 |
価格帯 | ミドルクラス。家族向けプランあり(小学生以下3900円プラン等) | 同じくミドルクラス。飲み放題付きプランやタイムセールもありお得感あり |
- 朝陽亭がおすすめな人
- 和の落ち着いた雰囲気でゆっくり過ごしたい人
- 眺望の良い展望風呂を重視したい人
- 年配の方や赤ちゃん連れなど、静かに過ごしたいファミリー
- 落ち着いた和会席や上品な和食ビュッフェが好きな人
- 朝陽リゾートホテルがおすすめな人
- 明るく開放的な洋風ホテルで気軽に泊まりたい人
- 岩盤浴や貸切風呂、飲み放題付きプランなどを楽しみたい人
- 種類豊富なバイキングやライブキッチンを満喫したい人
- 友人グループやカップルでアクティブに滞在したい人
朝陽亭と朝陽リゾートホテルの違いを詳しく解説
朝陽亭と朝陽リゾートホテルの違いは次の6つです。
- 建物と立地
- 温泉の泉質・施設
- 宿泊施設・客室タイプ
- 食事内容
- 価格帯
- サービス・館内施設
一つずつ違いを見ていきましょう。
違い①:建物と立地の違い
朝陽亭と朝陽リゾートホテルは、どちらも北海道の大自然に囲まれた層雲峡温泉エリアにあります。
ですが、建物の雰囲気や印象には大きな違いがあります。
比較ポイント | 朝陽亭 | 朝陽リゾートホテル |
---|---|---|
建物の雰囲気 | 和風で落ち着いた佇まい。静かで品のある館内 | 洋風で明るくリゾート感のあるデザイン |
リニューアル状況 | 年季あり・落ち着いた空気感 | 比較的新しく、リニューアル済みエリアも多い |
周囲の景色 | 山並みに囲まれた静かな立地。上層階からの眺めが◎ | 同じく自然に囲まれているが、明るく開放的な印象 |
向いている層 | シニア・赤ちゃん連れファミリー・和の雰囲気が好きな人 | カップル・グループ・洋風の空間を好む人 |
朝陽亭は、和の趣を大切にした落ち着いた建物です。静けさを求める人に向いていますね。
ロビーや館内も和の装飾で統一されており、年配の方や赤ちゃん連れのファミリーにも過ごしやすい空間になっていますよ。
対して朝陽リゾートホテルは、リゾート感を前面に出した明るい雰囲気が持ち味です。
外観・内観ともに洋風で、客層もやや若めです。
建物は比較的新しく、リニューアルも進んでおり、明るく開放的な空間で滞在を楽しめますね。
違い②:温泉の泉質・施設の違い
比較ポイント | 朝陽亭 | 朝陽リゾートホテル |
---|---|---|
泉質 | 単純温泉(弱アルカリ性) ※メタケイ酸豊富=美肌効果あり | 炭酸水素塩泉+硫黄泉の2種 ※湯めぐりできるのが魅力 |
露天風呂 | 展望露天風呂あり(上層階から絶景) | 岩風呂・檜風呂など複数タイプの露天風呂あり |
岩盤浴・貸切風呂 | なし | 岩盤浴・貸切風呂あり |
湯めぐり | 姉妹館との湯めぐり可 | 姉妹館との湯めぐり+自館内でも2種の泉質が楽しめる |
朝陽亭の温泉は、層雲峡の大自然を見渡す展望露天風呂が自慢です。
泉質は弱アルカリ性の単純温泉で、特に美肌効果の高い「メタケイ酸」を多く含むため「美人の湯」とも呼ばれていますよ。
刺激が少なく、赤ちゃんからお年寄りまで安心して入れる柔らかいお湯です。
一方、朝陽リゾートホテルは温泉そのもののバリエーションが豊富です。
1つの館内で「炭酸水素塩泉」と「硫黄泉」という2種類の泉質が楽しめて、
など、施設も充実しています。温泉好きな方にはたまらないポイントでしょう!
さらに、どちらの施設も系列ホテル同士で「湯めぐり」ができます。
宿泊プランによっては、朝陽亭と朝陽リゾートホテルを両方行き来してお風呂を楽しめますよ。
違い③:宿泊施設・客室タイプの違い
比較ポイント | 朝陽亭 | 朝陽リゾートホテル |
---|---|---|
客室タイプ | 和室・和洋室中心(10~14畳) ※静かな内装 | 洋室中心(ツイン・ダブル) ※明るくカジュアル |
部屋の雰囲気 | 落ち着いたトーン 畳敷きでくつろげる | モダンで機能的 ホテルライクな作り |
景観 | 渓谷や山並みが見える部屋もあり | 自然光が多く明るい部屋が多い |
朝陽亭の客室は和室や和洋室が中心で、旅館らしいくつろぎの空間が特徴です。
畳敷きの部屋は、布団で寝るスタイルで落ち着けるため、赤ちゃん連れの家族や年配の方にも人気です。
10畳~14畳とゆったりしており、グループ利用にも対応しやすいのが強みです。
一方、朝陽リゾートホテルは洋室(ツイン・ダブル)が中心で、現代的なホテルに近い造りになっています。
清潔感があり、ベッド派の方にとっては快適です。
全体的に明るく、カップルや友人同士など、アクティブに過ごしたい方に向いていますね。
違い④:食事内容の違い
比較ポイント | 朝陽亭 | 朝陽リゾートホテル |
---|---|---|
食事スタイル | 和食中心の会席・ビュッフェ | バイキング形式(洋食中心+ライブキッチンあり) |
人気の料理 | 北海道産の刺身・天ぷら・煮物など | ステーキ・蟹・スイーツ・飲み放題プランが人気 |
朝陽亭の食事は和食を中心とした会席料理や、和テイストのビュッフェが中心です。
上品で落ち着いた味付けの料理が多く、北海道産の新鮮な魚介や旬の野菜を丁寧に調理したメニューが並びます。
旅館らしい雰囲気で、静かにゆったりと食事を楽しみたい方にぴったりです。
一方、朝陽リゾートホテルはバイキング形式が基本で、種類豊富な料理を自由に楽しめるのが魅力です。
洋食メニューが多めで、ステーキやグリル料理、デザートの種類も豊富。
ライブキッチンでその場で調理してくれるパフォーマンスもあり、食事中も楽しい演出が続きます。
飲み放題付きのプランもあり、グループやカップルでの滞在に人気です。
どちらのホテルも「北海道らしさ」を意識した料理内容ですが、静かにしっかり味わうか、楽しくたくさん楽しむかで、選び方が分かれるポイントです。
違い⑤:価格帯の違い
比較ポイント | 朝陽亭 | 朝陽リゾートホテル |
---|---|---|
基本料金の目安 | 1泊2食付きで 8,000~15,000円台(大人1名) | 1泊2食付きで 9,000~16,000円台(大人1名) |
子ども料金 | 小学生以下 3,900円~など、家族向けプラン多数あり | 子ども料金設定あり。ファミリープランも充実 |
コスパ | 静かに過ごせてこの価格帯はお得感あり | 飲み放題や岩盤浴付きプランなど、遊び要素が多くコスパ良好 |
朝陽亭は1泊2食付きでも1万円前後から利用でき、特にファミリー向けのプランが充実しています。
たとえば、
などがあり、コストを抑えつつ落ち着いた宿泊を求める層に人気です。
朝陽リゾートホテルも価格帯に大きな差はありません。
ただ、飲み放題プランや岩盤浴付きプランなど、オプションが充実しています。ややアクティブな人向けですね。
ライブキッチン付きのバイキングや、多様な施設をフルに活用できる人にはコスパを高く感じられますね。
違い⑥:サービス・館内施設の違い
比較ポイント | 朝陽亭 | 朝陽リゾートホテル |
---|---|---|
館内施設 | 売店・展望ラウンジ・マッサージ・読書コーナーなど | 岩盤浴・貸切風呂・エステ・キッズコーナー・セルフバーなど |
サービスの雰囲気 | 静かで丁寧。旅館らしいおもてなしが感じられる | 明るくカジュアル。自由度が高く若者にも親しみやすい |
バリアフリー対応 | 一部エレベーター・車椅子対応あり | 洋風館内で段差少なめ。一部客室・トイレがバリアフリー対応 |
朝陽亭は、静かで落ち着いた旅館スタイルのサービスがこだわりです。
ラウンジや読書コーナーなど、のんびりと過ごせる空間が多く、騒がしさがないのが醍醐味。
スタッフの対応も丁寧で、年配の方からの評価が高い傾向にありますよ。
一方で、朝陽リゾートホテルは、施設の充実度が高いです。
など、ホテル滞在そのものを楽しめる仕掛けが多数用意されています。
自由度が高く、自分たちのスタイルで過ごしたい人にはうってつけですね。
朝陽亭と朝陽リゾートホテルの共通点まとめ
朝陽亭と朝陽リゾートホテルは「系列ホテル」です。
設備やサービス、宿泊環境において共通している点も多くあります。
以下に主な共通点をまとめました。
- 層雲峡温泉の自然に囲まれた立地
- どちらも四季折々の渓谷美が楽しめる
- 温泉街の中心部にもアクセスしやすい
- 姉妹館との「湯めぐり」が可能
- 宿泊者はもう一方の温泉にも入れるプランあり
- 1泊で2種類の温泉体験ができる
- 無料Wi-Fi完備
- 全館でインターネットが利用可能
- テレワークや旅行中の情報収集にも便利
- ファミリー・カップル・シニア層いずれも受け入れ体制あり
- 子ども連れ歓迎、バリアフリー対応
- 静かに過ごせる空間など配慮が行き届いている
どちらを選んでも、北海道・層雲峡の自然と温泉をしっかり満喫できる環境が整っています。
宿の雰囲気やサービススタイルによって好みが分かれる形ですね。
朝陽亭と朝陽リゾートホテル、どっちがおすすめ?
「朝陽亭」と「朝陽リゾートホテル」、ここまでの違いをふまえて、どんな人にどちらの宿が合っているかを紹介しますね。
朝陽亭が向いている人
- 赤ちゃん連れ・シニア世代など、静かにゆったり過ごしたい人
- 畳の部屋でゴロゴロでき、落ち着いた雰囲気で安心感あり
- 畳の部屋でゴロゴロでき、落ち着いた雰囲気で安心感あり
- 和食や会席料理をじっくり味わいたい人
- 丁寧な味付けと、北海道らしい和の献立が魅力
- 丁寧な味付けと、北海道らしい和の献立が魅力
- 展望露天風呂で景色を楽しみながら癒されたい人
- 渓谷を望む高層階からの景観が絶品
- 渓谷を望む高層階からの景観が絶品
- 価格を抑えつつ、旅館らしい雰囲気を楽しみたい人
- ファミリープランも多く、コスパ良好
- ファミリープランも多く、コスパ良好
朝陽リゾートホテルが向いている人
- カップル・友人同士など、自由にアクティブに過ごしたい人
- 岩盤浴や貸切風呂、飲み放題など遊べる施設が充実
- 岩盤浴や貸切風呂、飲み放題など遊べる施設が充実
- 料理の種類をたくさん楽しみたい人
- ライブキッチン付きのバイキングで、子どもから大人まで大満足
- ライブキッチン付きのバイキングで、子どもから大人まで大満足
- 洋室派で、清潔感のある明るい部屋が好きな人
- ホテルライクな快適さと、気軽な雰囲気が魅力
- ホテルライクな快適さと、気軽な雰囲気が魅力
- 温泉の泉質にこだわりたい人
- 炭酸水素塩泉と硫黄泉、2種の湯を楽しめる貴重な施設
- 炭酸水素塩泉と硫黄泉、2種の湯を楽しめる貴重な施設
朝陽亭と朝陽リゾートホテルの口コミから見るリアルな評価
最後に朝陽亭と朝陽リゾートホテルの実際に宿泊した人の声を紹介します。
「ポジティブ」と「ネガティブ」に分けて紹介するので、参考にしてみてくださいね。
朝陽亭の口コミ
「展望大浴場黒岳からの眺めが素晴らしく…」というように、眺望の良さへの評価が高いです。
接客に関しても「ウェルカムサービスや丁寧なおもてなし」「貸し出しゲームやお菓子のサービスが嬉しかった」と、家族連れに親しみやすい仕掛けが好評でした。
「スタッフが元気に笑顔で挨拶してくれる」「館内が清潔で広く満足できる」と、高評価も多数あります。
「バイキングのご飯が柔らかすぎてべちゃっとしていた」との指摘もあり、食事内容に改善の余地を指摘する声もあります。
朝陽リゾートホテルの口コミ
「温泉がとても気に入った」「スタッフの接客に満足」「子どもが喜ぶビンゴ大会などイベントが楽しかった」と、楽しさと温かみを感じる体験が目立ちます。
また「岩盤浴や貸切風呂、バイキングの内容豊富」など、施設の多彩さやバイキングの充実度に満足している方も多数。
「部屋が明るくて清潔感がある」「洋室でベッドも快適だった」といった、快適な客室環境に関する高評価も多い。
「食事が固い」「部屋の清掃が不十分」という指摘が複数あり、特に清掃の行き届きや料理の品質に対するマイナス評価も見られます。
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両施設の口コミまとめ
朝陽亭は静かな空間と眺望、おもてなしの姿勢が高い評価でした。
和の雰囲気と落ち着きを求める方に支持される一方で、バイキングの質に関する改善意見もありますね。
朝陽リゾートホテルは施設の多様さ、アクティブな楽しさ、イベント性がウケており、満足度が高い声が目立ちます。
ただし、清掃や食事の品質については一部で不満の声も見られました。
どちらも個性と魅力にあふれていますが、
がとくに評価高めです。
まとめ:結局どっちがいいのか「朝陽亭」と「朝陽リゾートホテル」の選び方ガイド
「朝陽亭」と「朝陽リゾートホテル」は、同じ層雲峡温泉にある系列宿ながら、それぞれに明確な個性があります。
どちらも満足度の高い宿ではありますが、選ぶポイントは「自分がどんな旅をしたいか」に尽きます。
- 朝陽亭はこんな人向け
- 朝陽リゾートホテルはこんな人向け
- 和の落ち着きと旅館らしさを味わいたい
- 静かな空間でゆっくり癒されたい
- 和食中心の食事を楽しみたい
- 赤ちゃん連れやシニア層と一緒の旅行
- 明るく開放感のある空間でのびのび過ごしたい
- 温泉・岩盤浴・バイキングなどをアクティブに満喫したい
- グループやカップルで楽しく過ごしたい
- 飲み放題やイベントなど、滞在中に「遊び」も重視したい
最後にどちらの宿も、北海道・層雲峡の魅力をたっぷり体感できるおすすめの宿です。
自分にぴったりの滞在スタイルに合った宿を選んで、最高の温泉旅行を楽しんでくださいね。