秋田の名湯、乳頭温泉郷の中でも特に人気が高い鶴の湯温泉。あの茅葺き屋根の本陣や、乳白色の露天風呂に一度は泊まってみたいですよね。でも、いざ予約しようとしても、いつ見ても満室で鶴の湯の予約がとれないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
実は、鶴の湯の予約には独特のルールがあって、それを知らないとなかなかお部屋を確保できないんです。特に人気の本陣は、予約開始日を一日でも過ぎると数ヶ月先まで埋まってしまうことも珍しくありません。
また、最近では日本秘湯を守る会の公式サイトでのWeb予約も増えていますが、やはり基本は電話でのやり取りが中心です。一人旅で静かに過ごしたい方や、急なキャンセル待ちを狙っている方にとっても、攻略のポイントを押さえることが近道になりますよ。
今回は、なかなか電話がつながらない時の対処法や、狙い目の時期、さらにはWebサイトの賢い使い方を分かりやすくまとめました。この記事を読めば、憧れの鶴の湯に一歩近づけるはずです。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
鶴の湯で予約がとれない原因と電話受付の仕組み
なぜこれほどまでに予約が難しいのか、まずはその理由を整理してみましょう。敵を知り己を知れば百戦危うからず、と言いますからね。
鶴の湯ならではの予約システムを理解することが、成功への第一歩ですよ。
ただ「人気だから」というだけではない、この宿特有の仕組みを詳しく解説しますね。
宿泊の6ヶ月前から始まる予約開始日の争奪戦
鶴の湯温泉の予約は、宿泊日の6ヶ月前の同日、朝7時00分から受付がスタートします。
例えば、12月25日に泊まりたいなら、半年前の6月25日が勝負の日。この日の朝7時になった瞬間に、全国から予約の電話が殺到するんです。

これがまさに「予約争奪戦」と呼ばれる所以ですね。多くの方が勘違いしがちなのですが、「半年前の1日」ではなく「同日」ですので、10月10日に泊まりたいなら4月10日が予約開始日になります。
特に「本陣」などの人気のお部屋は、開始からわずか数分で満室になってしまうこともあります。カレンダーに半年前の日付をメモしておくのは必須。当日はアラームをセットして、スマホを握りしめて待機するのが鉄則ですよ。
また、31日まである月と30日までの月の兼ね合いで、開始日が数日前後することもあるので、不安な方は少し早めにチェックしておきましょう。この予約開始日のルールを知っているかどうかだけで、予約の成功率は格段に変わってきますよ。
人気の本陣など客室数が限られている宿の事情
鶴の湯が「日本一予約がとれない宿」と言われる最大の理由は、お部屋の少なさにあります。
一番人気の本陣はわずか数室、本館全体を合わせても12室程度しかありません。これだけ有名な宿なのに、実はとってもこぢんまりとしているんです。
これでは、全国からの宿泊希望者を捌ききれないのも無理はありませんよね。お部屋の数が少ないということは、一組がキャンセルしない限り、新しい空きが出ないということでもあります。

このように選択肢が少ないため、特定の日に希望が集中すると、あっという間に枠がなくなってしまいます。特に週末や連休は、もはやプラチナチケット状態ですね。
本陣にこだわらなければ取れることもありますが、それでも全体の室数が少ないので、早めの行動が不可欠ですよ。
紅葉や冬の雪見など混雑するハイシーズンの影響
乳頭温泉郷が最も輝くのは、下記のシーズンです。
上記の時期の露天風呂は言葉にできないほど美しく、予約の難易度は跳ね上がります。特に雪見風呂は鶴の湯の代名詞。しんしんと降る雪の中で乳白色のお湯に浸かる体験は、一生の思い出になりますから、みんなそこを狙うわけですね。
ハイシーズンを狙う場合は、平日であっても「予約開始日の朝7時」というルールを完璧に守る必要があります。秋田県の気象データを見ても、この時期の乳頭温泉周辺はとても冷え込み、積雪も多いのが特徴です(出典:秋田県公式サイト)。
逆に、4月の雪解け時期や6月の梅雨時期などは、比較的予約が通りやすい狙い目の時期とも言えますよ。「温泉さえ楽しめればOK!」という方は、あえてハイシーズンを外すことで、すんなり予約が取れることもあります。
楽天やじゃらんなど旅行サイトの空室枠の現状
普段、楽天トラベルやじゃらんを使って旅行予約をしている方も多いですよね。ポイントも貯まるし便利ですもんね。でも、鶴の湯に関しては旅行サイトの枠が極めて少ないのが現状です。
サイトを開いても「空室なし」と表示されるのは、そもそも一般開放されている部屋がほとんどないからなんですね。旅行サイト側には数えるほどしか枠を出していない、というのが実情のようです。
旅行サイト利用時の注意点
楽天やじゃらんで空室が出ていないからといって、絶望しなくて大丈夫。宿の直接予約枠や、公式サイト、秘湯サイトの枠が残っている可能性がとても高いです。外部サイトの表示だけで「あ、もう無理なんだ」と諦めてしまうのは、本当にもったいありません!
こうした大手予約サイトは、直前のキャンセルが出た場合などに稀に復活することがありますが、基本的には電話か公式サイトをメインにチェックするのが得策です。旅行サイトの通知設定などを活用するのも手ですが、それよりも直接宿にアプローチする方が確実性は高いと言えますね。
日本秘湯を守る会の公式サイトを活用するメリット
電話以外で唯一と言っていいほど頼りになるのが、「日本秘湯を守る会」の公式Web予約です。

鶴の湯は自前のオンライン予約システムを持っていませんが、この「秘湯を守る会」には加盟しているため、こちらでネット予約ができます。即時予約が可能なプランが出ており、電話がつながらない間のバックアップとして優秀です。
電話では一人旅の予約が難しくても、このWebサイト経由なら2号館の一人枠がひょっこり空いていることもあります。また、会員登録をして「スタンプ帳」を活用している方なら、こちらのサイト経由で予約するのが一番のメリット。
事前に会員登録とログインを済ませておけば、空きを見つけた瞬間に最短で予約を確定できるので、準備万端で挑みましょうね。
鶴の湯で予約がとれない場合の完全攻略ガイド

原因がわかったところで、次は「どうすれば予約を勝ち取れるのか」具体的なテクニックをご紹介します。
実際に予約を成功させている人たちがこっそり実践しているコツばかりですよ。
これを読むのと読まないのとでは、半年後の旅行の有無が決まると言っても過言ではありません。
朝7時ちょうどの電話予約を成功させるコツ
基本にして最強の方法は、やはり電話です。0187-46-2139の1回線しかないので、とにかくリダイヤルを繰り返す根気が必要です。
多くの人が一斉にかけるので、最初の数分間は「ツーツー」という話し中が続くのが当たり前。ここであっさり諦めてはいけませんよ。
- 正確な時間を把握:電波時計や、117の時報を聞きながら7時00分00秒になった瞬間に発信を開始してください。
- 高速リダイヤル:「お話し中」でもめげずに、即座に切って即座にかける。これを数十回、時には百回以上繰り返す覚悟で挑みます。
- 予備日程の準備:もしつながった時に「その日は埋まりました」と言われても、「じゃあ〇日は?」とすぐ聞けるようにメモを準備しておきましょう。
スマホのリダイヤル機能を使いこなし、スピーカーフォンにして耳を澄ませながら、家事や身支度の片手間にかけ続けるのが、ベテラン鶴の湯ファンのスタイルです。つながった瞬間は、まるで宝くじに当たったような感動がありますよ!
宿泊直前のキャンセル待ちを狙うべき時間帯
6ヶ月前の争奪戦に負けてしまっても、チャンスはまだあります。
それは「キャンセル枠」を拾うことです。一般的に、宿泊日の1週間前からキャンセル料が発生する宿が多いため、その直前のタイミングで空きが出やすいんです。
特に狙い目なのは、宿泊日の3日前から前日。急な体調不良や、雪国の宿ならではの「天候が悪そうだから今回は見送ろう」という判断によるキャンセルが出るケースがあります。

夜は22時まで電話受付をしているので、仕事終わりの時間帯にダメ元で「もしや…」と確認してみる価値は十分にありますよ。また、朝の早い時間帯よりも、お昼過ぎや夕食前の落ち着いた時間の方が、スタッフの方ともゆっくり話しやすいかもしれませんね。
大型連休の直後や、急な大雪の予報が出た翌日などは要チェック。意外とポコポコ空きが出ることがあります。根気強くWebサイトをリロードしたり、電話をしてみるのが一番の近道です。
平日の清掃日や別館の山の宿を狙う予約の選択肢
どうしても本館が取れないなら、別館の「山の宿」を検討してみましょう。
山の宿は本館から車で5分ほどの場所にあり、全室にトイレが付いているなど、本館よりも少しだけ設備が現代的です。その分、本館よりも少しだけ予約が取りやすい傾向にあります。
「山の宿」に宿泊すれば、本館までの無料送迎があり、本館の露天風呂にも自由に入れるので、温泉三昧なのは変わりません。食事も山の宿ならではの美味しさがありますよ。

また、毎週月曜日は混浴露天風呂の清掃日(午前中)となっているため、お風呂をフルに楽しみたい層からは敬遠されがちです。ここをあえて狙うことで、予約の確率をグッと高めることができますよ。
清掃は午前中で終わりますから、チェックイン後の午後からは綺麗なお湯を独占できるという、実は通好みなメリットもあるんです。
▶ 楽天トラベルで鶴の湯温泉「山の宿」の空室状況をチェックしてみる
本陣への一人旅を実現するための電話相談の活用
最近は一人旅を楽しむ方も増えましたが、鶴の湯のWeb予約では「一人泊」のプランがなかなか出てきません。多くの宿がそうであるように、やはり基本は2名様以上。でも、憧れの本陣に一人で泊まりたいという願いを叶える方法があります。
実は、電話で相談すると柔軟に受け付けてもらえる場合があるんです。
基本は2名分以上の料金に割増し(約4,600円程度〜)になりますが、閑散期や平日であれば一人でも本陣に泊まれるチャンスがあります。「自分へのご褒美に、どうしても本陣の囲炉裏端で過ごしたいんです」という熱意を伝えてみてください。
Webで空きがなくても、「平日に一人で宿泊したいのですが…」と優しく聞いてみることで、道が開けることがありますよ。スタッフの方も人間ですから、丁寧な相談には親身になって応じてくれるはずです。
満室時に検討したい乳頭温泉郷の周辺宿と日帰り
どれだけ頑張っても鶴の湯の予約がとれない時は、発想を転換しましょう。乳頭温泉郷の他の宿に宿泊して「湯めぐり帖」を活用するのが賢い選択です。
休暇村や大釜温泉、妙乃湯などに泊まれば、宿泊者限定で買える「湯めぐり帖(2,500円)」で、鶴の湯を含む7つの宿の日帰り入浴を制覇できます。

| 宿名 | 特徴・メリット | 予約のしやすさ |
|---|---|---|
| 妙乃湯 | モダンで女性に人気。接客も丁寧。 | ★★☆ |
| 休暇村 乳頭温泉郷 | 施設が新しく快適。ブッフェも人気。 | ★★★ |
| 大釜温泉 | 廃校を移築したレトロな雰囲気。 | ★★★ |
鶴の湯に泊まれなくても、あの名物風呂には入れます。しかも、他の宿もそれぞれ泉質が違って素晴らしいんですよ。
特に休暇村はネット予約もしやすく、初めての乳頭温泉にはおすすめの拠点です。日帰り入浴の時間は10:00〜15:00なので、スケジュールを上手に組んでみてくださいね。
鶴の湯が満室でも諦めないで!
乳頭温泉郷の他の宿なら、楽天トラベルからでも比較的スムーズに予約が取れることが多いですよ。まずは拠点を確保して、鶴の湯へは「湯めぐり」で遊びに行くのが賢い選択です♪
鶴の湯で予約がとれない時に役立つ対策のまとめ

鶴の湯で予約がとれない状況を打破するには、下記の3つの軸を意識することが大切です。
最初は「ハードルが高いな」と感じるかもしれませんが、その分だけ宿泊できた時の喜びはひとしお。囲炉裏で焼いた名物の「山芋汁」を啜りながら過ごす時間は、何物にも代えがたい至福のひとときですよ。
もし一度で取れなくても、時期をずらしたり平日に挑戦したりすることで、きっとチャンスは巡ってきます。根気強く、でも楽しみながら準備を進めてみてくださいね。皆さんの予約が成功し、あの素晴らしい乳白色のお湯に癒される日が来ることを、心から応援しています!
