この記事では、東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢(本館)と旧軽井沢アネックスの違いについて解説しています。
本館とアネックス、どちらが自分の旅行スタイルに合うかを、客室・温泉・レストラン・予約方法・利用シーンの5項目から比較してまとめました。
結論からいうと、館内施設の充実や観光の利便性を重視するなら本館がおすすめです。
一方、静けさや広い客室、プライベート感を重視するならアネックスを選びましょう。
本館とアネックスの具体的な違いを知りたい人は、ぜひこの記事をチェックしてくださいね。
東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢(本館)と旧軽井沢アネックスの違い【早見表】
項目 | 旧軽井沢(本館) | 旧軽井沢アネックス |
---|---|---|
客室数・広さ | 約156室、標準31㎡〜 | 約26室、標準46㎡〜 |
温泉施設 | 館内に温泉大浴場あり | 館内に温泉なし(本館利用) |
レストラン | 館内にコース&ビュッフェの2店 | 館内になし(本館または外食) |
予約方法 | 一般予約サイトOK | 公式会員サイトのみ |
向いている滞在 | 短期滞在、観光拠点、館内施設重視 | 長期滞在、静養、プライベート重視 |
- 本館がおすすめな人
- 温泉や食事も館内で完結させたい
- 人数や用途に合わせて選びたい
- 短期滞在や観光メインの旅行を考えている
- アネックスがおすすめな人
- 客室は広めがいい
- 人数が多い旅行や長期滞在を考えている
- 森に囲まれた静かな環境でゆったり過ごしたい
本館とアネックスは、軽井沢駅から徒歩圏内の同じ敷地内にあり、徒歩数分で行き来可能です。
アネックス宿泊でも、本館の温泉大浴場やレストランなどの主要施設は利用できます。
ただし、客室数・広さ・館内設備・立地の雰囲気などに明確な違いがあります。
あなたが「どう過ごしたいか」で選ぶのが、満足度アップのポイントですね。
東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢(本館)と旧軽井沢アネックスの違いは5つ
東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢(本館)と旧軽井沢アネックスの違いは、以下の5つです。
- 客室数と広さ
- 大浴場・温泉施設
- レストランの有無と食事スタイル
- 予約方法
- 滞在スタイルや利用シーン
それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。
違い①:人数や目的に合わせやすい本館、ゆったり広々とした客室で過ごせるアネックス
1つ目の違いは、客室数と広さです。
【客室数と広さ】
項目 | 旧軽井沢(本館) | 旧軽井沢アネックス |
---|---|---|
客室数 | 約156室 | 約26室 |
標準的な広さ | ツイン31㎡〜、最大82㎡(メゾネット) | ツイン46㎡〜、最大88㎡(メゾネット) |
本館はお部屋が約156室と規模が大きく、ツインからメゾネットまでタイプが豊富です。
標準的なツインルームは31㎡からで、最大7名様まで泊まれる82㎡のメゾネットタイプもあり、十分な広さがあります。
- ご家族連れ
- ご夫婦
- お友だち同士
など、人数や過ごし方に合わせて選びやすいのが魅力ですね。
一方、アネックスは全26室と少なめで、標準のツインでも46㎡とゆったりしています。
最大88㎡のメゾネットタイプもあり、広々とした間取りでくつろげるのが特徴です。
部屋数が少ない分、静かで落ち着いた雰囲気を保ちやすく、プライベート感を重視する方に向いていますよ。
違い②:館内で温泉を満喫できる本館、アネックスは館内に大浴場なし
次の違いは、大浴場・温泉施設の有無と利用スタイルです。
【大浴場・温泉施設】
項目 | 旧軽井沢(本館) | 旧軽井沢アネックス |
---|---|---|
大浴場 | ||
温泉利用 | 小瀬温泉の運び湯を使用 檜の香り漂う内湯と庭園露天風呂 | 本館の温泉大浴場を利用 |
本館には温泉大浴場があり、
- ひのきの香りに包まれた内湯
- 庭園に面した露天風呂
- サウナ
までそろっているんです。
小瀬温泉から運ばれてくる「弱アルカリ性単純温泉」は、肌あたりがやわらかくて、旅のお疲れをゆっくり癒してくれます。館内で気軽に温泉を楽しめちゃいますね。
一方、アネックスには館内に大浴場がありません。
温泉を利用するには、徒歩数分ほどかけて本館の大浴場まで移動する必要がありますよ。
そのかわり、アネックス館内は静かで落ち着いた雰囲気を保ちやすく、滞在中は客室や周囲の森でゆったり過せます。
違い③:本館はレストランが有り、アネックスはレストランが無し
続いての違いは、レストランの有無と食事スタイルです。
【レストランと食事スタイル】
項目 | 旧軽井沢(本館) | 旧軽井沢アネックス |
---|---|---|
レストランの有無 | コース料理・ビュッフェ | |
食事スタイル | フレンチと和会席を融合したコース料理 和洋ビュッフェ | 本館レストラン 周辺飲食店を利用 |
本館には2つのレストランがあります。
- フレンチと和会席を融合させたコース料理を提供する「Avant(アヴァン)」
- 地元食材をふんだんに使った和洋ビュッフェの「彩(さい)」
朝食・夕食とも館内で完結でき、季節ごとの信州の味覚をじっくり堪能できます。
美味しい食事を楽しめるのは、旅の醍醐味のひとつですね。
一方、アネックスには館内レストランがありません。
そのため、食事は本館のレストランか、周辺のカフェやレストランを利用する形になります。
地域の食事を外で楽しむのも、ホテルのレストランとはまた違った味わいがありますね。
違い④:一般予約サイトからも予約できる本館、会員専用経路で確実に予約できるアネックス
4つ目の違いは予約方法です。
【予約方法】
項目 | 旧軽井沢(本館) | 旧軽井沢アネックス |
---|---|---|
予約経路 | 公式会員サイト・電話予約 一部の一般予約サイト | 公式会員サイト・電話予約 |
会員以外の予約 | 空室状況により可能 | 基本的に不可 |
本館は会員制リゾートホテルですが、空室がある場合に限り「ホテルハーヴェスト旧軽井沢」として楽天トラベルやじゃらんなどの一般予約サイトで予約ができます。
ただし、必ず予約できるわけではありません。部屋タイプを指定できるプランもあります。
一方、アネックスは基本的に会員専用の施設です。
そのため、一般の予約サイトでアネックス単独のプランを見つけることはほぼありません。
アネックスに宿泊したい場合は、会員として予約するか、会員経由で予約する必要がありますよ。
違い⑤:観光とホテルライフをバランスよく楽しむなら本館、静かな環境でゆったり過ごすならアネックス
最後の違いは滞在スタイルや利用シーンです。
【滞在スタイル・利用シーン】
項目 | 旧軽井沢(本館) | 旧軽井沢アネックス |
---|---|---|
向いているスタイル | 観光拠点+館内施設を楽しむ | 静かに長期滞在やプライベート重視 |
主な利用シーン | カップル・シニアの観光旅行 家族旅行、短期滞在 | ペット連れ ワーケーション 大家族旅行、静養 |
本館は、温泉やレストランなどの館内施設が充実しており、観光とホテルでの時間の両方を楽しみたい方に向いています。
軽井沢駅や旧軽井沢銀座にも近く、チェックイン後も観光やショッピングを楽しみやすい立地です。
カップルやシニア層の観光旅行、家族連れでの短期滞在にも向いていますよ。
一方、アネックスは全室が広めで、静かな環境が特徴です。
森に囲まれた落ち着いた雰囲気の中、ゆったりと長期滞在するスタイルに適しています。
- ペット連れ
- 仕事と休暇を兼ねたワーケーション
- 大家族や三世代でのゆっくりした滞在
など、プライベート感を重視する利用にぴったりですよ。
東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢(本館)と旧軽井沢アネックスはこんな人におすすめ!
ここからは、それぞれの館がどんな人に向いているかをご紹介します。
どちらに泊まるか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
館内施設の充実や観光の利便性を重視するなら「旧軽井沢(本館)」
旧軽井沢(本館)は、以下のような人にマッチします。
- 食事はホテル内で済ませたい
- 温泉やレストランなど、館内で完結する滞在をしたい
- 客室タイプが豊富で、人数や用途に合わせて選びたい
- 短期滞在や家族旅行、観光メインの旅行を考えている
- 軽井沢駅や旧軽井沢銀座に近く、観光拠点として使いたい
特に本館は、温泉大浴場・露天風呂・サウナに加えて、2種類のレストランもあり、ホテルでの時間を充実させたい方には魅力的ですね。
立地も駅近で、観光・ショッピングとの組み合わせがしやすいのも大きなポイント。
初めて軽井沢に訪れる方や、観光+ホテルステイをバランスよく楽しみたい方におすすめです。
静けさや広い客室、プライベート感を重視するなら「旧軽井沢アネックス」
旧軽井沢アネックスは、以下のような人におすすめです。
- 客室は広めがいい
- 人数が多い旅行や長期滞在を考えている
- 食事は自由に外食や本館利用で楽しみたい
- ペットと快適に過ごせる設備を重視している
- 森に囲まれた静かな環境でゆったり過ごしたい
アネックスは全26室と少数で静かな環境を保ちやすく、客室も広々です。
本館のように館内温泉やレストランはありません。そのかわりにプライベート感が高く、周囲の自然を満喫できます。
ペット対応ルームも新しく快適なので、愛犬・愛猫との旅行や、ワーケーション・静養目的の長期滞在にもマッチしますよ。
【蛇足】似ているけれど別物「ホテルハーヴェスト軽井沢」について
名前が似ていますが、「ホテルハーヴェスト軽井沢」は、今回比較してきた東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢(本館・アネックス)とは別の施設です。
- 運営の違い
- 旧軽井沢(本館・アネックス)は、東急不動産が運営する会員制リゾート「東急ハーヴェストクラブ」の施設
- ホテルハーヴェスト軽井沢は、同じ東急グループ内の東急リゾーツ&ステイ株式会社が運営する一般向けホテル
- 立地の違い
- 旧軽井沢(本館・アネックス)は軽井沢駅近くの旧軽井沢エリア
- ホテルハーヴェスト軽井沢は中軽井沢寄りの長倉エリア
- 予約方法の違い
- 旧軽井沢アネックスは会員専用枠が基本で、一般予約は本館のみ
- ホテルハーヴェスト軽井沢は一般予約サイトから、気軽に予約可能
つまり、同じ「ハーヴェスト」の名前が付いていても、運営形態や立地、利用方法は異なります。
予約や旅行の計画するときは、間違えないよう注意してくださいね。
東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢(本館)と旧軽井沢アネックスの違いまとめ
この記事のポイントをまとめます。
- 東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢は、本館とアネックスの二館からなるリゾートホテル
- どちらに泊まっても、本館の温泉やレストランなど主な施設を利用OK
- 本館は客室タイプが多く、温泉・食事とも館内で完結
- アネックスは全26室で広めの客室、森に囲まれた静かな環境が魅力
- 本館は駅や旧軽井沢銀座に近く、アネックスはより落ち着いた立地
- 予約は本館が一般サイト可、アネックスは会員専用が基本
- 観光と施設利用を楽しむなら本館、静けさと広さを求めるならアネックスがおすすめ
東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢は、それぞれの館に明確な個性があるのが魅力です。
とくに、
- 客室の広さ
- 温泉やレストランの有無
- 立地環境
など、滞在スタイルや目的に合わせて選ぶことで、満足度の高い旅行になります。
一方で、予約方法(特にアネックスは会員専用枠が多い)に違いもあるため、事前にチェックしておくと安心ですね。
あなたの旅のスタイルにぴったり合う一館を見つけて、軽井沢で理想の滞在を楽しんでくださいね。